今日のルーティン①②⑦~経営つぶやき~

事業日誌

僕は肩書が嫌いです。社長、代表、会長、という肩書には全く興味がありません。というかむしろそうやって呼ばれるとこそばゆくなります。

そんな肩書は肩書が好きな人が持てばいいと思っています。

僕は会社をチームと思っていて、肩書や役職が好きな人は勝手に名乗れば良いと思っています。

現状僕のチームでは他に社長がいます。社長という言葉が似あう人材です。また社長と呼ばれることで責任感も出れば自己肯定感もでる。周りからも一目置かれる存在になる。そういうのが好きな彼にとっては良い事尽くしです。

僕は周りにどう思われようが責任感も自己肯定感もあるし、一目置かれるのは嫌いなので、社長とは良い関係が築けているのです。

そんな彼も経営というものは苦手なようで、その部分については僕が行う事にしました。これまでは一緒に経営をして困難を分割する方法を取っていましたが、そこら辺が苦痛だったようです。なので経営は僕に任せて、社長業に専念するという方向性になりました。

経営者は物事を決断しないといけない事が多いです。

判断は誰にでも出来るので良いとして、決断は時に人から非難されることもあります。

しかし、決断しなくてはなりません。そこが彼にとっては負担になっていたのでしょう。

そこで非難されたり嫌われるのが得意で決断が好きな僕が経営という舵を取ることにしました。負担は一人で抱えるのでしんどいですが、それより楽しい事が多いのです。人はコントロールすることは出来ませんが、僕の姿勢から行動してくれるように誘導する事は可能です。

そして達成した時の喜びは大きくなります。

でも経営者という肩書は必要ありません。ただ単に経営という役割をしているだけでOKです。

幸い社長=経営者というイメージを持たれている方も多いようで、質問は全て社長に行きます。

それを僕が聞き決断をする。いうなればシャドウという立場でしょうか。ここの連絡だけ出来ていればうまく進みます。

このように、各個人の好きな仕事、得意な仕事を伸ばす経営が好みです。

例えばチームの中で他に経営をやりたいという人がいたら任せますし、社長やりたいという人がいたら現社長を交えて会議をします。そしてどちらが適任かみんなで判断します。

とはいえもし現社長のままで行くことになったら、社長をやりたいという目を摘んでしまうのはもったいないので、新しい部署を設けてそこの社長として仕事をしてもらいます。同じく社長が交代した場合、元社長には経験を踏まえてさらに特化した仕事を任せる事になるでしょう。

全員が得意な事を出来るように環境を整える事で、生産性は上がります。嫌々仕事をしている人を少しでも減らしたいのです。

得意な事や好きな事、ストレスを感じない仕事を見つけてしまったらもう人生勝組です。あとはそこからキャッシュを生むマネーマシンを作ってしまえば良いのです。

しかしこれを作るにはまだ難しく、今の課題でもあります。

そこで僕がイメージしている会社像は、中央集権的な所得方法ではなく自律分散的な所得方法です。

これまでの中央集権的な会社や企業は利益の分配はピラミッド型になり所得格差が生まれます。(例えば社長が100万円の収入に対して、平社員は20万円みたいな)社長のようにより大きな収入を得る人はリスクを背負っているので当たり前だよと思われるかもしれませんが、僕はそうは思いません。

最初に言った通り会社はチームです。

経営・社長・営業・経理・実務・工事・職人様々な得意を生かしているだけで優劣はありません。

例えば経営が得意な人が職人をすると効率が落ちますしまたその逆もストレスかもしれません。

お互いの得意を生かして仕事をしている以上、そんなに所得格差は必要ないと思います。所得格差が生まれるのは売り上げが一カ所に集まりそこから分配する中央集権的な方法のせいで、自律分散的に分配することによって格差が減るように考えています。

このシステムをどう作るかが今の悩みでもあります。

そこには個人個人の考え方にテコ入れする必要があるからです。

例えば2020年の経営会議でこんなシステムを作りたいと話しました。

5人で5千万の売上を作るとして。

1人1千万の箱を持ってもらいたい。

売上を1人1千万円×5人で5千万の売上を作り、そこから経費を引き残った金額が年収になるよ

と。

そんなに難しい事では無いように感じますが、反発が多かったです。

マインドブロックですね(‘ω’)ノ

上の一千万システムだと、経費を引いて400万が年収になるかもしれません、しかし給料で支払うとしたら20万×12か月の240万しか払えないかもしれません。ざっくりとした計算ですが、会社運営に費用が掛るからです。

所得が上がるのは良い事のように思えますが、この運営の費用にお金を書けて収入が減っても良いという返答でした。

なのでじっくり時間をかけてこのマインドブロックをほぐしていかないといけません。

例えば5千万の売上を会社という箱に一カ所に集めて5名分配する中央集権的な方法だと。

当社の役割分担の場合↓↓

経営・経理・総務

社長・営業

職人3名

として計算してみると、それぞれに費用が掛かってくるので

経費に3千万掛かったとして残りを分配する場合

経営・経理・総務に600万

社長・営業に500万

職人3人に300万まんずつで900万

とピラミッド型の所得になってしまいます。

なので最初から5人に1千万ずつ売上として所得を得てしまえば。

経営1千万

営業1千万

職人1千万×3名

になりそれぞれが、経理と社長を担ってるわけですから、そこのやりくりでの所得差はあるにしても、お金は分配出来ています。

簡単にいうとこういう自律分散的なシステムを作りたいのです。

自分だけ勝組になりたいのなら、中央集権的な方法の方が僕個人に入ってくるお金は増えるので良いのですが、それだと面白くありません。

まぁじっくり話をしていきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました